MRIは、磁場を利用して人体の断面を正確に画像化することができる検査機器です。そのため、次のような方は、検査ができない場合もありますので事前にお知らせください。
MRIによる検査を行われる方へ、「MRI検査同意書」のご記入を頂いております。 ホームページ上より「MRI検査同意書」をダウンロードできますので、前もって記入してお持ち頂きますと、待ち時間を短縮できますのでご希望の方はどうぞご利用下さい。
当院では、2013年発表のMRIシステム(米国・GE社製 1.5テスラ)
を導入致します。(2013年9月現在、東京都1号機)
最新テクノロジーにより、全身領域を従来のMRIに比べて短い時間で、
高解像度の画像検査を行うことが可能です。
(大学病院や国立病院にて稼働しているMRIと同じグレードの装置)
脳神経外科領域、整形領域、消化器科領域、泌尿器科領域、婦人科領域など、
全ての検査領域をカバーすることができます。
頭頸部領域・頭部
頭部画像では、初期の梗塞(過去に起こした梗塞も)や微細な出血、腫瘍などの診断に有用です。
また、脳全体の委縮を観察することで認知症の初期判断にもつながります。さらに全脳を3Dにて画像化したり、海馬、内耳(耳鳴り)などの脳の中枢を観察することができます。
頭頸部領域・非造影血管撮影
造影剤を使用しないで、脳血管や頸部血管を画像化することができます。脳血管の動脈瘤や狭窄、頸部血管の狭窄などの診断に有用です。
整形領域・頸椎/胸椎/腰椎
全脊椎(頸椎、胸椎、腰椎)の観察をすることができ、椎体や椎間板、脊柱管の状態を観察することができます。椎間板ヘルニアや脊中管狭窄症などの診断に有用です。
整形領域・肩関節/膝関節/手関節
肩や四肢関節の状態を観察することができます。靭帯や半月板、腱、軟骨などの疾患の診断に有用です。
腹部領域
腹部領域では、肝臓、膵臓、腎臓などの疾患の診断に有用です。
肝細胞がんや膵臓がんなどの早期発見にも役立ちます。
骨盤領域
骨盤領域では、膀胱、前立腺、子宮、卵巣などの疾患の診断に有用です。
腹部領域
造影剤を使用しないで、腎動脈や門脈、腹部動脈を画像化して診断することができます。
血管の狭窄や解離性動脈瘤の診断に有用です。
特殊撮影Ⅰ
造影剤を使用しないでの下肢血管の描出が可能です。血管の狭窄などの診断に有用です。 全身のディフュージョン検査にて、癌のスクリーニング検査に有用です。また、全脊椎の観察が行えます。
特殊撮影Ⅱ
造影剤の使用なしで、胆嚢、胆管、膵管の観察が可能です。
胆石や胆管疾患の診断に有用です。
特殊撮影Ⅲ
膝関節の変性をカラーマッピングで画像化することができます。膝関節症の診断に有用です。
椎体の神経根の描出が可能なため、腰痛の診断に有用です。
診療時間表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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9:00~12:30 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
15:00~18:30 | ● | ● | ● | - | ● | ★ | - |
★=13:30~16:00